コロナ禍の中のヒカリ

コロナ禍の中、みなさん如何お過ごしでしょうか?幸いにして私どもの多くのお年よりはみなさんお変わりなくお元気で居られます。

それにしても現下の状況を鑑みるに、つくづく世の中いろんな事があるものだと考えさせられます。昭和24年生まれの小生には、先人の先の大戦でのご苦労を知る由もなく、今世界中どこに行っても全ての人間がマスクをして歩くこの異常な光景は、正に現代における今様〝世界大戦″であると受け止めざるを得ません。そんな中、我が国に於いてはいったん延期したオリンピック・パラリンピックがいよいよ目の前に来ました。しかし、国民に我慢を強いておいて外国人には寛大で良いのか?など、あらゆる面での意見の相違が噴出しております。なぜなのか、戦後70数年これほどまでに恐怖に裏打ちされた“忍耐”を求められることが無かったことに外なりません。

それがここに来て、漆黒の闇の中に一筋の光明が浮かびました。ワクチンの投与がかなりの確率で有効であると、幾つかの大学や研究機関で発表されたことです。目標が見え、やることが決まりました。国・地方・国民全てで、一日も早くワクチン投与が終了するよう頑張ることです。

そしてお年よりが、家族にも会うことが叶わず切ない思いをしている毎日から早く元に戻すことができるよう、みんなで力を合わせることを心から希望し念じるものであります。

 

理事長(親方)井上直樹